わかった!できた!おしたくボードで ルーティン見える化してみた👀(テンプレートあり)

ここ数年、100円均一各社で出されている「おしたくボード」を知っている方も多いと思います。日常生活のやるべき項目を一つ一つマグネットパネルにしてホワイトボードに貼り、できたら裏返す。種類も使い方も様々なので何が一番いいの!?と悩む方も多いはず…。今回は導入したてのわが家の使い方をお伝えします。
ワーママ的には「タスク表」とか「タスクリスト」なんて呼びたくなりますが、「おしたくボード」なんてかわいい名前があるんです笑

目次

導入の目的

コロナ禍でおうち時間が増えたことでネット上でも店舗でもよく見かけるようになりました。よさそうだけど始めたらめんどくさそうだな〜と手をつけずにいましたが…ついつい手伝ってしまって自分の首を締めるかつ子どもの成長を妨げている自分に嫌気がさし、このままじゃヤバい!!と、母子ともに自立を目指して購入しました。
たった数百円だけど…その物理的なお金よりも時間を惜しんでしまっていました。

わが家の使い方

たまたま寄ったセリアでやること・することマグネットなるものを発見し、同時に木枠のホワイトボードを購入しました。それ以外はおうちにあるものを使用。

【用意したもの】※全部100均
・セリアのお仕度マグネット2種
・木枠のホワイトボード
・ホワイトボード用ペン
・画びょう
・油性マジック
・紙やすり
・ニス

ホワイトボードの木枠をニス塗り

一手間かけたのはここ。角やエッジは紙やすりで軽くなめらかにして、インテリアに合うよう、うちにあったメープル色のニスで塗りました。青や白のプラ枠は文房具感すなわち生活感が出るので、簡単DIYで安っぽさをカバー。ニスを塗ると木目が出ていいかんじです。面倒な方や苦手な方は、100均の紙やすりで軽くやするだけでも充分オシャレです✨

マグネットをカスタマイズ

タスクの内容は一般的なものが書かれてますが、微妙に文言を変えたいものや足りないもの・余るものが出てきます。わが家では以下のように修正してみました。

・空白 → からだをあらう
・空白 → ごはんをたべる
・ふくをかたづける → きがえる
・ごみをかたづける → はみがきをする
・かおをあらう → からだをあらう
・ほんをよむかたづける → ほんをよむ

自由に書ける空白のマグネットも付属していますが、自分で書くと下手くそだったり統一感が出ずぱっと見がかわいくない…そこで家庭用プリンタでコピーしたり、文言を書いた白い紙を文字の大きさに切って貼ったりしました。

油性マジックで線・イラスト・文字を書く

ホワイトボードに定規を当てて油性マジックで以下のものを書きました。

・縦横に線を引き表を作る
・時間帯をイラストで表現する
・各マスにタスク名を書く

マグネットをひっくり返すと「できた」と書いてあるのですが、ちょっと時間が経つと何ができたのかわからなくなってしまいます涙。なのでタスク名を書くのは必須です。同じ絵が薄く書いてあって「できた!」とか書いてあればよかったのですが…キャンドゥ開発者の方改善お願いします。
そして、書いてみたものの…めんどくさいし、油性といえどもちょっと擦ると消えてしまいます。忙しいワーママにはちとハードルが高い!


でも、安心してください。
テンプレート、ありますよ!❤️

こちらから無料でダウンロード可能です↓↓
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※再配布不可

今後、時計をつけたり英語版を作ったりも考えていますが、「あとここがもうちょっとこうなっていれば…」という方は是非本サイトのコメントかInstagramのコメントやDMでご連絡ください♪
できる範囲でリクエストにお応えします。

日付とその日の出来事を書く

一番下のメモ欄に、わが家では以下の3つを書いています。

・日付…朝起きたとき
・お天気マーク…朝起きた時
・当日の出来事…当日夜または翌朝

当日の出来事を書いておくと振り返りになって記憶の定着がよくなり(たぶん)、毎日バタバタの中でも親子のコミュニケーションの時間となります^ ^

写メを撮ってじじばばに送る

子どもの表情がわかるようおしたくボードと写メを撮って、じじばばLINEグループに毎朝送っています。
👴🏻👵🏻「自分でやれるようになってきたね!」
👴🏻👵🏻「今日はパーフェクトだね!」
👴🏻👵🏻「毎日ママ大変だね😭」
など嬉しいリアクションをもらっています🎶
コロナでなかなか会えなくなってしまったので、成長記録としてよいツールになっています。

メリットデメリット

わが家で1ヶ月使ってみたところ、以下のようなメリットデメリットがありました。
圧倒的にメリットの方が大きいので試す価値ありなのは先に言っておきます!

メリット

・こどもの自立を助ける
・大人の手が空く
・じじばばに大変さが伝わる
・大人もわかる
・大人も自然とやる

デメリット

・時間がかかる(いずれは解消)
・めくるのが面倒になる(=できるようになる)

こどもの自立を助けるのはもちろん、子どもが自立すれば大人の時間は増えます。また、3~6歳で始めれば、小学校に上がった時に苦労しないのではと踏んでいます。小学生になったら持ち物や宿題などやることが増えるので、基本的生活習慣は先に身に着けておきたいものです。

「ルンバに掃除させられる」なんて言いますが、おしたくボードもそう。子どもにやらせるためのつもりが親も親のタスクをついでにやらされます笑 もちろんそれは良い傾向で、例えば「ふとんをかだづける」のときは「はい、ママ~ふとん片づけるよ!」なんて言われて一緒に片づけちゃいます。もしくは「え、ママまだ着替えてないの~?」と急かされることも…笑

デメリットとして挙げたのは最初だけ時間がかかること。ですが、バタバタして、あ!あれやってないこれやってないと後から気づいたり、やったかやってないか曖昧なままにしておくよりは、ぱっと見でやるべきことをやったかやってないかわかる方が結果的に毎日のルーティンはスピードアップします。また、やるべきことがわかり、毎日できるようになってくるとめくるのを面倒くさがるようになりますが、それはよい傾向。いずれボードがなくても大人のように自然とできるようになるのが理想だからです。

その他

設置場所が大事

わが家ではリビングの入口付近の壁に掛けています。絶対毎日通って目につくところに置くのは必須。例えば寝室に置いてしまうと朝起きたときと夜寝るときにしか見ず、わざわざリビングに持ってきてマグネットをひっくり返しては寝室に戻しにいく…なんて余分な導線が増えるとそれだけでルーティン化の妨げになってしまいます。継続するって大人も子ども簡単そうで難しいため、工夫が必要です。目につきやすいリビングに置いておくにはインテリアの邪魔にならないデザインが望ましいので、木枠ホワイトボードをおすすめする理由につながるわけですね^^

プラスアルファ

自立を助けるだけでなく、以下のような取り組みも組み合わせると相乗効果があると思います。

・日にち、曜日を子どもが自分で書く(数字ひらがなを書く練習になる)
・カレンダー(曜日感覚を身につける、日にちの呼び方を覚える、その日の予定を把握する)

おしたくボードを始める3~4歳の頃は言葉をしっかり話せるようになり文字も書けるようになってくるので覚えることがだくさん。わが家はおうち英語もやっているので数字・ひらがな・カタカナ・英語・日付・時間を書いたり概念を覚えたり忙しいです。ルーティンの中に組み込めると子どもに負担なく覚えてもらえて頭から抜けにくいので超おすすめです。

各社のおしたくボード

セリアのはデザインが正直微妙…他のおしたくボードも見てみましたが、パーフェクトのものはなさそうなので結局カスタマイズが必要になるかもしれませんね。以下に各社が出しているおしたくボードを簡単に羅列してみました。

キャンドゥ
時間も書いてある!

ダイソー
内容が微妙…

3coins
シンプルかわいい

学研
かわいいけど高い

でも…


ワーママに悩んでる時間はねぇ!!!

ってことでひとまず近所の100均へGO★

まとめ

わが家のおしたくボードの使い方を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?親にとっても気づきが多く、本当に親子で成長できるアイテムです。
お仕事柄、企業の担当者さんのタスクや業務整理をすることが多いのですが、小さいころから自分のやるべきことを見える化するくせをつけることはとてもいいことだなと思います。
やるべきことを明確化するとモチベーションが保てて達成感もあるし、自分のペースを守れてキャパオーバーで混乱したり自爆することを防げます。
キャパを超えないと成長できないという考え方もあるけれど、子どもには自分と向き合って自分のペースで進めてほしいですね^^