こんにちは!
小学生の女の子と5歳の男の子の子育て中のYUKAです!
前回、作業療法の運動編をお届けしました。
今回は療育の作業療法「勉強編」についてお話していこうと思います。
内容や進め方は施設やお子さんによって違いますので、こんな例もあるんだなと、ひとつの参考として読んでいただけたらと思います。
「お勉強」って机に向かってやるだけじゃない
作業療法は体を動かす運動だけでなく、手先を使う課題にも取り組んでいます。
(わが家が通っているところでは、手先の課題のことを「お勉強」と言っています)
最初は「遊びのような内容で本当に力がつくのかな?」と思うこともありましたが、続けていくうちに、日常生活のさまざまな場面で成長を感じられるようになりました。
お勉強でやっている内容
お勉強では、こんな活動を行います。
- 洗濯ばさみをつまむ
- シール貼り
- 折り紙
- ハサミを使った工作
- 鉛筆の持ち方、箸の持ち方や使い方
どれも指先をたくさん使う活動です。
楽しみながら取り組める内容ですが、指先の力や手首の動き、力加減などを育てる大切な練習になっています。
「できない」から「もう1回!」に変わった瞬間
わが子は最初、こんな状態でした。
- 洗濯ばさみを開けることが難しい
- 鉛筆や箸をグーで握る、握り持ちをしていた
途中で「できない」と投げ出してしまうこともありました。
それでも先生は、「今日はここまでできたね」「あと少しだったね」と、小さな頑張りをたくさん褒めてくれました。
その積み重ねが自信につながり、「もう1回やってみる!」という気持ちが少しずつ育っていったように思います。
大きく変わったのは、箸と鉛筆の持ち方
作業療法を続ける中で、大きく変わったと感じたのが、箸と鉛筆の持ち方です。
以前は箸を握るように持っていたため、おかずをうまくつかめず、食事にも時間がかかっていました。
鉛筆も力いっぱい握ってしまい、すぐに疲れてしまったり、線が安定しなかったりすることがよくありました。
お勉強では、正しい持ち方を無理に教え込むのではなく、指先を動かす課題を繰り返しながら、自然と指を上手に使えるようになることを大切にしていました。
鉛筆の練習方法|目玉クリップで握り持ちを卒業
まず鉛筆の持ち方は、握り持ちをなくすのを目標として練習していきました。
鉛筆に目玉クリップを付けて持ってみるという方法です。

そうすると握ることがなく、手のひらの中に空間ができるので、自然と鉛筆が持てるようになります。

その状態で丸を書いたり、線を引いたりして、持ち方と同時に力加減の練習もしました。
(この練習はスプーンやフォークにも使えます!)
お箸の練習方法|キャラクター弁当で楽しく
お箸は補助箸を使用し、指でお箸を開く練習をします。
キャラクターの顔に模られた箱(口が開いているように作られたもの)にお箸を使って、フェルトで作られたお弁当を食べさせてあげます。
お弁当の中身は、こんなものが入っていました。
- おにぎり
- たまごやき
- たこさんウインナー
訓練中は気付かなかったのですが、お弁当の中身は丸、三角、四角になっていて、基本のかたちを取る練習にもなっていました!
持ち方が崩れてくると先生が優しく手を添えて確認してくださることもあり、少しずつ3本の指(親指、人差し指、中指)を意識して持てるようになっていきました。
時間はかかったけれど、確かな成長
しっかり持てるまでに時間がかかりましたが、箸で食べ物をつかみやすくなり、食事への苦手意識も減っていきました。
鉛筆も以前より安定して持てるようになり、お絵描きや文字を書くことに前向きに取り組めるようになった姿を見たときは、成長を感じてとても嬉しかったです。
今は、普通箸へ移行する練習をしています!
まとめ|小さな「できた」の積み重ねが自信になる
子どもの成長のペースは1人ひとり違います。
すぐに変化が見られる子もいれば、わが子のように時間をかけてゆっくり身につけていく子もいます。
それでも、小さな「できた」を積み重ねることが、子どもの自信につながるのだと実感しました。
それと同時に、親である私たちが絶対に焦ってはいけないということも再確認した瞬間でした。
今回ご紹介した内容は、わが家が療育の作業療法で経験した一例です。
これから利用を考えている方や、手先の不器用さに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ライター:YUKA







