北加瀬熊野台公園メインは複合遊具 広場でも遊べて史跡も学べる

特徴

公園に面している道路は、ギリギリ車が1台だけ通れるかどうかの幅です。その道路沿いに「北加瀬熊野台公園入口」という案内板が見えてきます。示された通りに進むと、まずは植栽に囲まれた入口通路があります。その突き当りに、ありました!公園の看板です。
看板の記載を見て驚きです。この公園ができたのは、約60年前の昭和39年(1964年)とのことですから、第2次ベビーブームの頃でしょうか。
周辺は住宅地に囲まれた静かな地域で、近隣には幼稚園や保育園もあり、近隣の方が利用している印象です。徒歩圏内に夢見ヶ崎動物公園児童遊園もあります。
敷地面積は1480㎡で、園内には複合遊具や広場があります。お子さんが走り回ったりするのには十分な広さですね。
また、史跡に関する石碑や看板も、特徴の一つです。

遊具

複合遊具

ブランコ、うんてい、すべり台、坂のぼりなど、色々な要素が一つになった複合遊具です。すべり台などは階段が高すぎないため、小さなお子さんも安心して遊べます。

広場

ボール遊びにかけっこなど、大きなスペースが色々な遊びに活用できる広場です。

設備

水道

ベンチ

注意書き

史跡に関する立て札です。公園の付近に、かつて、市内最大の「前方後円墳」である白山古墳があったとのことです。昭和12年(1937年)の調査では、さまざまな品が出土されたそうです。

公園の入口に建てられた、史跡に関する石碑です。石碑に刻まれている内容は、以下の通りです。
右側に「右 川崎道 末吉橋 神奈川道」
中央に「恋路 近くから国宝秋草文壺出土」
左側に「左 北加瀬の辻 平間の渡し 小杉道」
と書かれています。このあたりで、国宝にもなっている「秋草文壺」(あきくさもんつぼ)という、中世期初頭の遺品が出土されたそうです。地元の歴史を学ぶ、よい機会になりました。

まとめ

この公園の最寄りはバス停の「谷戸」です。公園から徒歩3分のところにあります。電車の最寄り駅はJR新川崎駅ですが、1kmほど離れているため、付近の幼稚園のお子さんなど、地元の方を中心に活用されている公園です。
園内には、複合遊具と広場のシンプルな公園ですが、複合遊具は色々な要素があるつくりで、広場もとても広くてボール遊びも許容されているため、楽しく遊べます。
特徴的なのは、史跡に関する看板や石碑があることです。私も、川崎市の歴史に触れながら、親子のコミュニケーションをとりました。
すぐ近くには、川崎市内屈指の大きさを誇る「夢見ヶ崎動物公園」があります。こちらに寄ったついでに訪れてみても、よいと思います。

トイレ情報

トイレ有無 なし
近場のトイレ情報 コンビニ、スーパー(近隣情報参照)

基本情報

公園名 北加瀬熊野台公園
住所 神奈川県川崎市幸区北加瀬2-12-6
Google Map  
広さ 1480㎡
近隣情報 ・コンビニ
ミニストップ北加瀬店(300m)(Google Map

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

未就学児と小学生を育てながら、在宅でライティングやディレクションなどWebマーケティングのお仕事をフリーランスとして請け負っています。家事育児と仕事の両立は大変ですが、仕事仲間に刺激をもらって日々頑張れています。